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筋肉少女帯『公式セルフカバーベスト 4半世紀』(全曲感想)

今回は
筋肉少女帯『公式セルフカバーベスト 4半世紀』(全曲感想)
です。

公式セルフカバーベスト 4半世紀公式セルフカバーベスト 4半世紀
(2013/05/29)
筋肉少女帯

商品詳細を見る


遂に遂に買ってまいりました。いやぁ水曜日から長かった。
セルフカバーながら約3年ぶりの新譜となります。
私先日『蔦からまるQの惑星』に関する記事で筋肉少女帯"仲直り後"いかに変わったか的なことを書いたんですが…
本作を聴くと"バンドとしてのスピリットは変わってないな"と実感しましたね。
このおっさんたち格好良いぞと素直に思える出来でございました。

全体的な感想ですが…
先述の『蔦Q』記事において橘高文彦三柴理同時参加で、CDだと演奏の核が見えづらくなったと書きましたけど、そういった点はかなり解消されていました。
どちらかというと橘高文彦メインに戻っていて"仲直り前"筋肉少女帯がよりハードに帰ってきたという印象を受けます。
またドラムの軽さも数曲を除いてですが大分改善。
後昨年末あたりに行った筋肉少女帯ライヴだと大槻ケンヂが"1人ハウンドドックの方ですか?"って位崩した歌い方だったので不安だったのですが、本作ではそうなってなかったのが良かったですw

大幅なアレンジ物は殆どなく、全体的にライヴ的になったという印象です。
カバー版というと色んなアレンジが要求されるのかもしれないですが、ファンからすると"CD版から進化した今のライブアレンジを自宅で聴きたい!!"と思うもんなんですよね。
そういった点からしても非常に良いアルバムだなぁと思いました。


という訳で(?)このブログだと初ですが全曲思い入れのあるものなので、全曲感想を書いていきたいと思います。


1曲目は新曲「中2病の神ドロシー」です。
"中2病の神"っていうと今のネットでの"神曲"みたいなアホな使い方が念頭にあるから、"中2病の中でも凄いやつ"って意味だと思ってたんですが…
"中2病の妄想を現実に変えてくれる神様"みたいに神を言葉通りにとらえるとアリかもしれないです。
(いうてそういう意味じゃないんだろうけどw)
この曲は元メンバーのドラム太田明が参加してるんですが、"神が与えたくれた幻想には太田明もいたんだぜ"という意味をかみしめるともうね…。



音楽的なことを言えば"神!神!"に入る前に一瞬入るアコースティックギターのフレーズは今までの筋肉少女帯にはなかったものではないでしょうか。
その点を勝手に"妄想(バンド)はまだ続くぜ"ととらえちゃうと楽しくなりますね。

「妖精対弓道部 ~「妖精対弓道部」主題歌~」はもう一つの新曲です。
これは昔大槻ケンヂが書いた短編が元ネタになっている曲ですね。確か妖精圧勝だったような…w
しかしわざとらしいまでに古臭い曲ですw
「機械」「1000年の監視者」が合体したようなイメージ。

「日本印度化計画」は本作で最もボーカルが映える曲かもしれないです。
"日本を印度にしてしまえ!""Faraway tonight feaver!"の叫びで"大槻ケンヂスピリットは死んでないぜ!"と思いましたねw
ライヴってやっぱり長尺で喉の限界もあるし、そもそもボーカルが全部歌うのは無理なのですが、こういったセルフカバーアルバムで現在のオーケンシャウトが聴けるのはうれしいですね。
"エキサイトー!!"の声が変わってないですよ!空手バカボン活動再開行けるぜ!!w


(原曲)

「踊るダメ人間」大槻ケンヂと橘高文彦名義の演奏が結構気に入っていたのですが、それを彷彿とさせる感じでよかったですね。

「釈迦」は以前より多少ボーカルが演奏に埋もれるようになった気がします。
かつての奇声が楽しかった者としては少しさびしさも感じますが、ハード・ロックも悪くないです。
最新だった「大釈迦」はテンポが遅くて個人的にはイマイチでしたし。

「香菜、頭をよくしてあげよう」は他の収録曲に比べてもライブ感というか生音感が増した印象を受けました。
三柴理のひたすら美しいピアノと、橘高文彦の以前より歪んだ感のするギターサウンドの絡みが良いです。

「機械」は基本的に前のバージョンとそう変わらないのですが、間奏で全体を抑えることでアコースティックギターの存在感が増したのが印象的です。
ちょっとサビのドラムのカチャカチャいう音が目立って残念な感はします。

「再殺部隊」は原曲が好きすぎるせいかそこまでではない感じでした。
この曲はここまで音をハッキリさせない方が良い気がします。もっと響きを持たせた方が…。
曲の世界観にうまく入り込めませんでした。ライヴだと本当に素晴らしいんですけどね。
こちらもドラムがメタルよりで軽いのががちょっと気になってしまいました。

「蜘蛛の糸」も他同様ドンシャリ感が強くなっているんですが、原曲よりボーカルのドロドロ感が増した気がしますw
なんかおいちゃん(本城敏章)が"笑ってろよ見てろよ""気のせいさ眠れよ"を歌ってるのはちょっと面白かったです。お前だったのかっていうw
後なんか歌いだしのメロディ変わりました?キーを下げたのかな?

「キノコパワー」はついに橘高文彦バージョンが味わえたという感動がありました。
今までは"三柴理が脱退後の曲に参加してる!"という感動ばかりだったので新鮮。
原曲は本作収録の中では「蜘蛛の糸」に次いで"思春期の少年"っぽい曲ですが、今回は脳内で中年オーケンの物語のイメージで再生されましたw

「パノラマ島へ帰る」は本作では例外的にかなり原曲からアレンジされています。まさかのジャズ・アレンジ。
まぁ原曲はかなり簡素で完成系でしたからアレンジするなら大幅なものにならざるを得ないですね。


(原曲)

しかしものすごくハマっております!
元々原曲はサーカス的サウンドの極致という感じで大好きなのですが、今回も素晴らしい。本作の白眉かも。
下手したら再結成後ベスト5のお気に入りになるかも知れないレベルです。三柴理大活躍!
ライヴでもほとんどやらない曲なので今回選ばれたのは嬉しいです。

「くるくる少女」はなんだかとんでもないテンションになったなという感じですw
ライヴではCDにおけるギターの多重録音を補うため、三柴理がイントロのギターフレーズをピアノでユニゾンで弾いてるのですが、今回はそれをそのまま持ってきています。
原曲よりむしろキラキラ感が狂気を増幅させててお気に入りだったので嬉しい。

そういえば「中2病の神ドロシー」では、好きなバンドは幻想だったという話になっていますが、
「くるくる少女」の"夢でも嘘でも恋してた"は何か共通していますね。


「孤島の鬼」は初期曲なのに演奏の雰囲気変があまりわってないのがすごいです。
イントロと終盤のピアノパートはなんだか映画音楽に使われそうな雰囲気になってるのは良いなぁ。
しかしアルバムの最後にこの選曲はアツい。
ただここにきてまたドラムの軽さが気になる場面があるのは残念…。
でもこれ、たぶんドラムの長谷川浩二さんのせいというよりエンジニアのせいな気がするんですよね…。
ライヴでそう軽いと感じた覚えないですし…。


また最後に「中2病の神ドロシー」の話に戻りますけど、これ程ファン心理を掴んだ曲も珍しいです。
終盤の"叫んだし笑ったし涙したみんなで…"の一連の歌詞のくだりはファンにとって堪りませんね。踊ったよ歌ったよ!
私は今まで様々なバンドのライヴに行ってきましたが、最も思い出深いものとして、初めての筋肉少女帯ライブで「釈迦」を大合唱したことというのがあります。
今まで周りにほとんど筋肉少女帯仲間がいなかったのに、ライブでは数千人という人が筋肉少女帯で一体になっている。
涙腺がかなり刺激されましたよね。まさに"本当だ夢のよう"でした。

そういった筋肉少女帯というバンド自体の思い出を綴ったような所があるので、一端バンドの終焉を描いた名曲中の名曲「サンフランシスコ 10イヤーズ・アフター」を髣髴とさせる曲でもります。



6月22日のライヴも行ってくる予定ですが、またその感動を思い出しながら楽しんできます。


追記) このライブ衣装のオーケンってなんか"大槻モヨコが帰ってきた"って感じしません?

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2013.06.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 邦楽

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Author:9say
音楽(60~70年代洋楽、70~90年代邦楽中心)、映画などの只の感想文を垂れ流します。エッセイ、レビュー、コラム云々…は書けません。感想文です。
気に入らなかったものも含め、日々聴いたものの感想を載せていこうかなと。
知識はなく主観的。精通した方はお笑いになるかもしれませんがよろしければ。

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